千葉県船橋市に単相2線式から単相3線式の切り替え工事で伺いました。
当ホームページからご依頼頂きました。
こちらのオーナーさんからのご依頼で入居者が決まってからご依頼を頂きました。
電気工事の申請中に入居者が変わると厄介になるので東電側の工事が終わるまで契約はオーナーさんのままで負担していただく事になりました。
ちょっと複雑な状態になっているので通常よりも単3化まで時間が掛かりそうです。
こちらが既存の引き込み口線です。
電気メーターが2個有ります。。。。
今回単3に変更するのは左側のメーター分で右のメーターは隣の方と共有の井戸ポンプの電気らしいです。
電気料金は低額なので折半していたそうですが面倒になったので最近オーナーさんが全て負担するという事にしたそうです。
いずれにせよこの電気は切ることは出来ないようです。
途中で繋がっているようです。
これは残しておかないといけない電線です。
もう一つ時間が掛かる要素がこれです。
東電柱から直接電気が来るのではなく小柱を経由するのでこの時点で設計廻しとなるので通常よりも時間が掛かります。
加えてなんですが、小柱からこちらに電線を引き込むには(関係ない側の)隣の敷地の上空を通過しなければなりません。
これで更に時間が掛かると思われます。後からこちらが建ったのになぜ最初の時点で他人の敷地を通過しているのか理由が分かりません。
新しい単3用の引き込み口線を準備して行きます。
黒いケーブルが新しく引く単3用の電線です。
この既存の電線は残りますが電線を固定するサドルに樹脂製が使用されているため劣化で取れ掛かっています。
屋外で樹脂製サドルを使うと劣化して落ちてしまいます。
落ちてこないように何点か金属製のサドルで固定しました。
新しい単相3線用の幹線は雨樋の裏側を通っています。
既存の電気メーター板は交換が出来ないので下に新しいメーター板を取り付けました。
分電盤に行く方の電線です
既存の単相2線式の分電盤です。
エアコン専用コンセントなど回路の増設は入居者さんの方で手配するそうです。
新しい単3の分電盤に交換して電線を繋いで絶縁抵抗値をチェックします。
分電盤の交換が出来ました。
カバーをして完了です。
単相2線式のまましばらく入居者さんに使って頂きます。
本来は入居者さんが決まってから単3切り替えの工事手配では遅いので募集前にご依頼頂くのが良いでしょう。
ご依頼頂き有難うございます。