新築時にアンテナ工事をご依頼頂いたお客様から漏電の調査依頼を請けお伺いしました。
朝方8時30分頃ブレーカーが落ちることが多いという事で調べたところ3番のブレーカーを上げると漏電ブレーカーが落ちるようです。
時間が経つと復旧するそうですが、私が伺った時点では未だ絶縁抵抗は悪いままです。
良くなっていると原因の特定が見込みとなってしまうので悪い状態で見れた方が良いですね。
該当のブレーカーは屋内でも使用されていますが、屋外の器具でも使用されているので屋外側をメインに調べていきます。
ポーチライトのシステムを点検します。
これは外構屋さんがやったそうですが電源に使用されている配線がケーブルではなくコードが使用されています。
外構屋さんは電気工事士免許を持っていないのでしょうね。
間違った工事方法では有りますがここが原因ではありませんでした。
また別の場所に同じようなタイマーを絡めたシステムが有りますがこちらはお客様による施工です。
このコンセントを抜くと絶縁抵抗値が改善されます。
このコンセントから先を調べていきます。
原因はこの器具の中の接続部分が長すぎて無理やり押し込んでいたため器具の筐体に
電線が触っていたようです。
電線を繋ぎ直しましたが徹底的にやり直すには一旦穴を掘って配管を取り出さなければなりません。
今回はそこまではやりませんが・・・
取り敢えず漏電の原因が判明して安全にご使用いただけるように改善いたしました。
この度は当店に漏電点検修理をご依頼頂き誠に有難うございます。
今後とも宜しくお願いいたします。