千葉県印西市のお宅に有線LANの配線工事で伺いました。
1階~2階間にLANを引きたいとのことです。
居室側はこのようになっています。
印西市周辺のお宅でこの配線器具が採用されていることが時々見かけます。
縦に上からテレビ、電話、LANのジャックが全て組み込まれています。
一見便利そうに見えますが実際はあまりいいものではないですね。
それぞれが時代にマッチし無っても個別で交換が出来ません。
現在電話は殆どの部屋では使わないしLANのカテゴリーも5eでは時代遅れです。
今回の工事ではカテゴリー6の工事なのでミスマッチです。。。。
中にはアンテナ線のみ配線されていました。
配管が有るのでこれを利用してカテゴリー6のLANケーブルを引きます。
こちらがONU側です。
思っていた通りパナソニックのまとめてねット ギガが採用されていました。
これも高価な機材なのですが実際は利用されていません。
何も設けずプレートだけの方が使い勝手が良いと思います。
プレートの裏はカテゴリー6A(cat6a)のケーブルが集まっても
簡単に収まられるように適度な空間が欲しいですね。
まとめてねット ギガを使うとこの機器の仕様で通信速度の制限が出来てしまいます。
まとめてねットギガは本来ハブの役割も担っていますがこれは使わない方が得策です。
居室側まで配線が出来ました。
使用したLANケーブルはカテゴリー6ですがジャックは交換出来ないのでグレードの低い5eをそのまま使用しています。
配線チェック用ターミナルを付けておきます。
ONU側(まとめてねット ギガ側)はRJ45プラグに成端します。
RJ45プラグはパンドウィット製で工具もパンドウィットの圧着器を使用して加工します。
配線に間違いがないか確認します。
まとめてねット ギガは使用せずスルーしてそのままONUに接続しました。
まとめてねット ギガを通すとこの機器仕様の速度に制限されてしまうので通さない方が良いですね。
まとめてねット ギガは20年前は最先端だったのかもしれませんが通信機材の進化のスピードについていけていない気がします。
無事工事は完了となりました。
ご依頼頂き誠に有難うございます。