先日、三郷市にてご依頼いただいたお客様から今回は都内の持ちビルにプリウスPHV用の
充電コンセントの設置工事をご依頼いただきました。
工事方法等は当店にお任せして頂きました。
ということで今回は工事方法に手段は選びません。
納車されるプリウスは右後ろからチャージするようですがそちらはリフトが
有って充電コンセントを設置するスペースがありません。
左側のこの場所に設置させて頂く事にします。 工事スタートです。。
まずはアース工事から、室内にアースが来ていません。
前回、現地調査に来た際このアースを測定して使用出来る事が
判っていますのでこれを使用します。
何の配電盤か判りませんが、中で接続します。
今回はGV線をアースで使用しました。耐候性があり、適度に太いので配線し易いです。
赤丸の排水管に穴を開けて建物内にアースを引き込みます。
こんな感じです。
シリコーンを塗りましたので大丈夫です??? 手段は選びませんよ。。
建物内です。
2Fのキッチンから下りてきた排水管でしたが、アースを引く為に
丸印のところで切ってしまいます。
手段を選びませんから。。。
切った排水管からアースが出てきました。
2Fからの排水管ですが今度は電源ケーブルの通線に使用しましょう。
有効活用ですね
2Fです。
キッチンは撤去されていました。。。当然水は流れませんネ。
実はこちらのビルは駐車場や物置くらいにしか使用されていないのです。
工事内容は事前にお客様にご了承頂いています。
この排水管に2.6ミリの電線を入れます。
上手くケーブルが出せました。
この分電盤から200ボルトを採ります。
空きブレーカーが有ると思っていたのですが空きは有りませんでした。
この分電盤以外にも盤が有って分岐ブレーカーは全体で
50個位ありそうですが実際に電気の使用を確認できたのは自動販売機の
コンセントのみでしたので、この盤内から取ればよいのでしょうが使用の有無が
不明なので今回は触らず盤の外に漏電ブレーカーを設けます。
壁に木板を付けて漏電ブレーカーを設置しました。
盤の裏に穴を開けて・・・配線を出し、
さっきの排水管に入れたという訳です。
使用していないビルなので見た目は関係ありません。
今回は充電コンセントには河村電器のEVコンポライトを使用します。
本来は入荷が間に合わなかったのですが、電材屋さんに特別に手配して頂きました。
このEVコンポライトは施工性があまり良くないのですが、
他メーカーで充電ケーブルが引掛けられて充電コントロールユニットも引掛けられて、
比較的安価な物が販売されていないので仕方がありません。
EVコンポライト本体を設置します。
2.6ミリケーブルが直接挿せることは◎です。
今回は安全のためスイッチ付きECLGを使用しました。
完成です。
ここにコントロールユニットとコードを掛けられます。
スイッチを入れてみます。
ちゃんと200ボルトが来ている事を確認しました。
再度のご依頼誠に有難うございます。
別件でご依頼頂いている案件も可能な限り早急に対応させて頂きますので今しばらくお待ちください。
今後とも宜しくお願い致します。