千葉県柏市に単相二線から単相三線に切り替える工事、エアコン専用コンセント工事を2本、
お風呂の換気扇交換工事をご依頼いただきました。
奥さまのご実家に引っ越しされるという事で、全て奥さまに対応して頂きました。
今回初めてご依頼頂いたと思っていたら(お客様も何も言わないので・・)以前にもアンテナ工事をご依頼頂いていたお客様でした。
今回は引き込みが裏の家の敷地内小柱から経由となり裏手まで配線をしなければなりませんので配線距離が長くなります。
(電気メーターは家の入り口近くになります)
少し変わった受電方法でしたので、東電に申請書類を提出すると案の定、
設計廻しとなりました。お客様の工事希望まで日数の余裕が有ったので良かったですが・・・
毎回、既存のメーター板の交換に時間がかかります。
今回はビスで留まっていて、ネジ山もしっかり塗装が乗っていてネジが回りません。
メーター板を交換して新しく単相3線式用の配線しました。配線はCV8-3Cです。
今回は矢崎製のケーブルを使いましたがかなりしなやかで扱い易かったので良かった。
既存の古い単2の引き込み口線はペンキが乗っているので無理に剥がしません。
ユニットバス裏の外壁から電線を入れます。
単3切り替えの準備と並行してエアコン専用コンセントの配線をします。
2階の押入れからユニットバスが上下で並んでいて、尚且つ鎖を落としたら下まで通りました。
工事時間が短縮できそうです。
配線が通りました
結線した箇所はジョイントボックスを被せます
配線が全てユニットバス上に集まったので分電盤の交換に移ります。
珍しい殆ど見たことが無い富士電機の分電盤です。
家庭用の分電盤を見たのは初めてかもしれません。
ユニットバス上から分電盤まで少し距離が有りましたが、
呼び線を使って上手く通すことが出来ました。
単相3線用の分電盤に交換します。
主幹容量50Aの10回路空きスペース2の分電盤です
分電盤交換前と交換後は必ず絶縁抵抗値を見ています。
規程値以下の場合は後日の東電側の調査に通らなくなります。
これで当店側の単3工事完了です。
東電側の工事が終わるまでは今まで取り単相2線式のままでお使いいただけます。
最後に換気扇の工事です。
新築時に塩ビ管で施工されています。糊で付いているので外れません。
塩ビ管を途中で切ってアルミフレキに変換します。
塩ビ管そのままではユニットバスの縁が排気管に当り換気扇が付けられません。(排気管が上がってしまう)
ここまで来れば先が見えます
今回は東芝製の換気扇DVF-T10CLに交換しました。
配線の接続部はBOXを被せます
グリルカバーを付けて換気扇工事も完了です。
大変静かになりました。
今回の工事はこれで完了です。
後日引っ越し後に引掛けシーリングの取付をご依頼頂いていますので、またお伺いさせていただきます。
有難うございました!