埼玉県熊谷市に単2から単3の切り替え工事で伺いました。
神奈川県にお住いのお客様のご実家で誰も住まなくなったのでリフォームをして賃貸で貸すそうです。
分電盤は窓の上に有ります。
引込位置から電気メーターまではすぐ近くです。
分電盤もリフォームして綺麗になっていますが単2のままです。
リフォーム際して40A以上の契約が出来るように電気を行って欲しいと希望を言っていたそうですが・・・・
リフォーム会社は東京電力に言えばこれで単3(40A以上)契約できるとウソの説明が有ったそうです。。。
そもそもなんですが・・・・
単2のままでは回路数が少ない分電盤しか無い為わざわざ増設用分電盤を使って回路数を増やしています。
ただこの工事のやり方だと増設用分電盤は漏電遮断器を通っていません。
右側が増設用分電盤です。
ここのぶんは漏電ブレーカーを通っていませんね。これではいけませんね。。。
浴室換気乾燥機用の回路が有りましたが
実際には付いていませんでした。
電気屋は資格のない素人がやったと思っていたのですがお客様が確認したところ普段は新築の電気配線を行っている
電気工事会社が工事をやったという事ですが眉唾です。
でたらめな施工です。
まだ誰も住んでいないので分電盤を外して単3の配線を行います。
屋外の単3用幹線を引きます
メーター板も交換して分電盤側まで配線をしました
新しい単3の分電盤を設置しました。
浴室換気乾燥暖房機の配線は繋ぎませんでした。
絶縁抵抗値を確認します。
各回路にアース線も配線されているみたいでしたが大元(地面)には繋がっていませんでした。
現状アース付きのコンセントにアース線を繋いでも意味が無いですね。
配線は全て新しくなったので当然良好な数値でした。
増設用分電盤の穴はカバープレートで塞ぎました。
これで工事完了となります。
ご依頼頂き誠に有難うございます。
後日東電の工事が来て初めて単3として使用出来るようになります。