埼玉県川口市に単相2線式から単相3線式の切り替え工事で伺いました。
いわゆる「単三切り替え工事」と呼ばれる工事です。
単3に切り替えることで単2だと30アンペアまでしか契約できませんが単3だとそれ以上の契約が可能になります。
こちらは分岐ブレーカーが落ちる事は無いですが冬に全体の電気容量が間に合わないので今から対策を考えているそうです。
全部で5回路です。
今回は分電盤尾交換だけで回路数は増えません。
既存の電気メーターです
ここから幹線が屋内に入っているようですが電話線の多いこと!
電話は毎回工事を行うごとに電線を引くみたいで以前に使っていた電線はなぜか撤去しません。
現在使っている保安器はこれだけで
下の保安器は全部使っていないと思います。
たぶん通信会社(NTT)が面倒なんでしょうね。
古い賃貸の家に行くと電話線だらけになっていることが非常に多いです。
新しい単3用の引込口線のCVケーブルを引きます
電気メーター板も交換しました
分電盤を新しい単3用の物に交換しました
電線を繋いだら絶縁抵抗値を確認します
どの回路も概ね良好です。
東電側の検査で指摘されることは無いでしょう。
カバーをして工事完了です
後日東電側の工事が来てそこで初めて単3でご使用いただけます。
それまでは単相2線式のままお使い頂きます。