千葉県流山市に単相2線式から単相3線式の切り替え工事、いわゆる単3切り替え工事のご依頼で伺いました。
分岐ブレーカーが個別で落ちることは無く全体の電気容量を30アンペアから50アンペアにあげたいそうです。
既存の単2の分電盤です。
新しい単3用の幹線を敷いていきます。
既存の引き込み金具は抜けそうなので新しい金具を設けます。
ひょっとすると木を切るように言われる可能性が有りますね。
今のところは接触していません。
単相3線式の電気幹線を引いていきます。
既存の単2の幹線は撤去できるようにブラブラにしておきました。
電気メーター板が木製だったので樹脂製に交換しました。
外回りは大体終わりました。
室内側に移動します。
分電盤のある位置が複雑で屋根裏を通すことが出来ない為今回は室内を露出で配線させて頂くことに
なりました。
あまり見た目がよくないのであまりやりたくないのですが仕方が有りません。
新しい単3の分電盤に電線を差して絶縁抵抗値を確認します。
1番の回路の絶縁が一番悪いようですがこの数値なら特に問題ないでしょう。
規程の範囲内の数値です。
他の回路は築年数を考えると良好といえます。
分電盤のカバーをして完了です。
後日東電の工事が入るまでは今まで通り単2のままでお使いいただきます。
ご依頼頂き誠に有難うございます。