千葉県の野田市に電気のトラブルで伺いました。
前日の夜帰宅したら洗面所周りの電気が点いたり消えたりしていたそうです。
ブレーカーは上がったままでしまいには点かなくなったそうです。
話を電話でお聞きして最初は東電の設備の問題を疑ったのですがどうやら違うみたいでその日の仕事を
早めに切り上げて伺うことにしました。
電気のトラブルでネットで業者探しをして高額請求されている事例が多いことをご存知で近くの当店に
ご連絡を頂いたそうです。
該当のブレーカーは怖いので落としてありました。
主に洗面所、トイレ、浴室、屋外なので割と漏電が起きやすい回路なのですが漏電なら
漏電遮断器が動作すると思うので今回は漏電遮断器ではないと思います。
絶縁抵抗計で測ってみたところ絶縁抵抗値が芳しくないです。
前日は大雨だったのでさらに悪かった可能性はあります。
この後屋外のコンセントの差されているプラグを抜き差ししていくとある程度は改善されていました。
前日の雨で湿っていたようです。
どう考えても漏電ブレーカーは落ちない数値になっていました。
そうなると原因はブレーカー側のような気がします。
電圧測定の途中でたまたま症状が出てくれました。
電圧が30V近くまで落ちたり上がったりを繰り返すようです。
他のブレーカーではそういう症状は出ていないのでこの回路のブレーカーの故障だと判断しました。
ブレーカーを新しい物に交換しました。
分電盤そのものが古いので全部交換してもいいのですが今回は原因の有る
分岐ブレーカーだけ交換しました。
その後不可解な症状は数日後も出なくなったようなのでやはり原因はブレーカーの故障だったみたいです。
ご依頼頂き誠に有難うございます。
参考画像